③ブレンドによる風味の違い

1−⑤でも触れたように、ブレンドコーヒーには、

・品質を安定させるため

・コストパフォーマンス向上のため

・味を創造するため

・独自性を発揮させるため

といった目的があります。

また、ブレンドの方法には大きく2つあり、「プレミックス」と「アフターミックス」があります。

「プレミックス」:生豆の状態でブレンドしてから焙煎する(ブレンドしてから焙煎)

 (メリット)工程がシンプル

 (デメリット)同じ加熱方法でしか焙煎できないため、味の変化を作りにくい

「アフターミックス」:焙煎豆の状態でブレンドする(焙煎してからブレンド)

 (メリット)表現できる味のバリエーションが無限

 (デメリット)工程が複雑になり、応じた設備投資が必要になる

それぞれの方法に良し悪しがあるため、状況に応じて使い分けが必要になります。

試験においては、上述のブレンド方法とそれぞれのメリット・デメリットを覚えておきましょう。

〜fin〜

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